見た目の変え方
昨日の松山英樹さんのマスターズ優勝や今期MLBで大谷翔平さんのリアル二刀流出場など、海外で日本人アスリートの活躍が見聞きします。
私がトレーナーを志したのは、アテネオリンピックで北島康介さんの金メダルを取る姿を見て、
日本人が世界で1番になる興奮を共に味わい、ガッツポーズをしたい。その気持ちをたくさん作っていきたいと思ったからなので、
この度の日本人アスリートの活躍は本当に嬉しく思います。
(昨日はガッツポーズしました^ ^)
そんな想いでありましたが、現在はアスリートを指導することはなく、対象は一般の方。
日本人が世界で最も格好良い国民である事の実現を目指して、身体作りの指導をしています。
(測る指標や基準がないので目標とはならないのですが、日本の文化・言語・性質・身体的特徴など日本人である事への誇りを強く持つアイデンティティへの一助になればと思い活動しております。)
格好良いの定義は人それぞれと思いますが、
木島としては、
侍のような、君主を想う自己犠牲の精神や、武士たる者としての自分を律しその美学を貫く一貫性、これらを拡大解釈した、
利他的な思考と行動、自分の哲学をうちに秘め行動基準を明確に持った一貫性ある言動、その精神を表す体型と所作。
自己肯定された心と身体の姿勢が、格好良さだと考えています。
では、その格好良い見た目に変えるにはどうするかと言えば、
人間性を鍛える。
となるのですが、
体型だけに絞ると、姿勢と体組成、両面のバランス取りとなります。
優先するのは姿勢ですが、体組成があまりにもバランスが悪いと心身共に悪影響があり、姿勢にも影響を与えるので、良好な体組成にする事は大切です。
BMI19以下、25以上にならないように体重の管理が必要と思います。
現在の日本人としての価値観であれば、BMI20〜23くらいが丁度良いと思っています。
骨と筋肉と脂肪
見た目は、姿勢と体組成と言いましたが、
姿勢は、骨の配置(アライメント)と適切な筋機能を考えます。
体組成は、筋肉と体脂肪を考えます。
今回はダイエットがテーマなので、体組成の話。
見た目は、黄金比があるように、一辺が全て同じ長さよりも長方形や二等辺三角形のような縦長の方が美しいと感じるようです。
となると横に膨張するとキレイに見えません。
筋肉よりも体脂肪の方が体積が大きいので、(体積比はおおよそ、筋肉:体脂肪=0.8:1)体脂肪が多いと身体が膨張して見えます。
なので体脂肪が方な場合は不利になります。
ですからダイエットは、筋肉を落とさないように栄養の摂り方を考えなくてはいけません。
基本の考え方は、タンパク質と水を多く摂ること。
タンパク質は、体重×1〜2g
水は、体重×30ml
20年後、体型に悩まない為に
ダイエットで1番怖いのはリバウンドです。
痩せてもリバウンドしたら、そこにかけていたお金、時間、労力はドブに捨てたのと同じになります。
俳優のように役作りで体型を変える場合は別です。
仕事ですからコストに対するリターンを得ています。
そうではない方は、ダイエットに成功したらその体型をキープしたいはずです。
そのキープの仕方は、無理したハイリターンのダイエットをしない事。
ダイエット時の生活を続ける事が出来ないので、元に戻るのは当然の事。
ダイエットは体重だけが指標ではなく、SDGS、持続可能性が重要です。
10kg減らしたいなら、10kg減となる生活に身体と脳を慣らしていかなくてはいけません。
それには、数ヶ月の短期目標ではなく、10年単位の長期目標が必要です。
人生で1年2年を身体作りの構築に使うのか?
ダイエットを繰り返すだけの浪費に使うのか?
選択は自由ですが、
2年でー10kg、20年後もその体重をキープ。そして余裕で毎日10kg走れる体力レベル。
こんな感じで、先の未来を描けると余裕を持った人生の計画が作れて、心身が健康にいられて格好良くなれるのではないでしょうか。