ルーマニアンデッドリフトはバーベルの位置で動作範囲を決めてはいけない #546

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

バーベルの位置は結果でしかない

膝を10〜20度程軽く曲げた姿勢を保ちながらお辞儀動作を行う、

ルーマニアンデッドリフトと言うエクササイズがあります。

 

この種目の動作範囲として、手にしているバーベルの位置を、

膝の上とか膝の下のように決めて行うケースがあるのですが、

私(木島)はこの方法を推奨しません。

 

バーベルの位置と言うのは、ルーマニアンデッドリフトを行った時の、

身体を折り曲げた自分の限界の位置であって、

 

それは動作の結果ですから、その位置を前もって決めておく事は、

その時の自分の身体の状態に合わない事も考えられ、

 

バーベルの位置に囚われると、ケガのリスクや得られる効果の低下に繋がると考えています。

 

背中の力を抜かない

デッドリフトで重要なのは背中です。

 

動作中、終始首を長く保ち、肩甲骨を背骨方向に引き付けておく事を徹底します。

 

この動きが出来なければ、デッドリフトをしてはいけません。

 

体幹に力が入らないので、腰を痛めます。

 

肩甲骨を背骨側に寄せて、肩の位置を固定するのですが、

これをしないと、肩甲骨がどんどん外に広がりリーチが伸びてしまうので、

バーベルの位置がハムストリングスの長さを無視して下がってしまいます。

 

この現象を避ける為に、バーベルの位置を予め決めないようにします。

 

自分の身体に意識を向ける

ルーマニアンデッドリフトの可動範囲を決めるのは、ハムストリングスの柔軟性です。

 

お辞儀をして、この筋肉が伸び切ったエンドレンジがこの種目の最下点となります。

 

バーベルの位置を決めてしまうと、例えば、膝の位置まで下げるとした場合、

本来は、膝上5cmが限界であるのに、肩甲骨を開いたり腰を丸めて膝まで下げようと、

タスククリアの為に非常に危ない選択をしてしまいます。

 

そうならない為にも、正しいフォーム習得と、

動作範囲は、自分のハムストリングスの伸びた感覚に耳を傾けて、身体の反応を優先します。

 

そうすると、確実にハムストリングスに負荷が入り、背中や体幹も鍛えられ、

腰の過剰な負担もなくなります。

 

ルーマニアンデッドリフトを安全に効果的に行うなら、

バーベルの下げる位置と言う”身体の外”ではなく、

 

“身体の内側”、自分の身体の反応に意識を向けてあげる事が大切ですよ。

 

それでは、また明日!

 

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