ローイングは肩甲骨の位置を意識する #286

ローイングで得る効果

 

背中のトレーニングの代表格としてローイングがあり、

 

ローイングマシン、ダンベル、バーベル、

 

様々な物を使って行え、バリエーションもたくさんあります。

 

では、ローイングをする理由は何か?

どんな効果を得たいのか?

 

もちろん背中を鍛える為ではあるはずですが、背中と鍛える事で、

 

姿勢を改善したい。

 

脇の下の肉を引き締めたい。

 

背中を引き締めてキレイな後ろ姿にしたい。

 

おそらく、このような効果を狙ってローイングをするのだと思います。

 

 

引いてはダメ

では、そのような効果を得るには、ウェイトを身体の後にただ引けば良いのかと言うと、

そのような事はなく、効果的なやり方があります。

 

それが正しいフォームとなるのですが、そのフォームの解釈の仕方が重要です。

 

肩甲骨を寄せて、肘を後に引いて胸を張る。

 

この文章の通りに動かしても上手くいかないのです。

 

特に、肘を後に引こうとすると腕と首が緊張して背中のトレーニングとしては不十分なものとなります。

 

 

肩甲骨を動かす

肘を引くのではなく、肩甲骨の動きにつられるように肩と肘が後ろに引かれている状態にすると、

背中の筋肉がしっかりと活動してくれます。

 

また、胸を張ろうとし過ぎると、腰が反ったり首が縮んで背中の筋肉が活動を抑制されます。

 

では、その動かし方は、

肘が伸びたまま、肩甲骨だけを動かして内側に寄せますが、

 

この時大事なのは、肩甲骨は下げておく事。

 

肩甲骨は下げながら寄せます。

 

それから、すぐに肩甲骨は動かない位置に移動するのですが、

肩甲骨は動かないけど、下げて寄せる力はずっと入れ続けます。

 

これがとても重要です。

 

そうすると、身体は勝手に肘を後ろに引いていきます。

 

ただし、脇が開くような軌道になると背中が丸まりトレーニング効果が落ちるので、

フィニッシュは脇を締めるような意識にしておきます。

 

結果として、肘の位置は身体の真横か、少し後ろになります。

 

決して、肘が大きく身体の後ろに位置する事はありません。

 

その場合、腰が反りすぎているか、首が短く背中が丸まっています。

 

ローイングは、肩甲骨の動きを終始意識すると背中にバッチリ効いてきますよ。

 

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