脳を使ってトレーニングする事が成果を出す近道 #213

自分の頭で考える

 

 

身体を健康でキレイな体型を保ちたいと思い、実現したいなら、

 

身体を動かすという事を「考えて」、運動を行う必要があります。

 

猫背を改善したくて、背中のトレーニングをした方が良いと思い、フィットネスクラブにある背中のマシンを見よう見まねで使ってみる。

 

上手くいかないので、スタッフにマシンの使い方を聞いて行ってみる。

 

でも、背中というより腕や首が疲れて効果を感じない。

 

こんな経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

なぜ上手くいかないのか?

それは、自分で考えていないからです。

 

厳しい言い方となりましたが、これは事実です。

 

ここから目を背けると、欲しい成果を得る事は出来ません。

 

なぜ上手くいかないのか?

 

どうしたら上手くいくのか?

 

猫背改善に必要な事は何があるのか?

 

まずは、自分で調べて考えてみる事です。

 

調べてみて、自分なりの仮説を立てて取り組んでみると成功確率は高まり、

教えられた事があれば、その理解が深まり更に成功に近づきます。

 

 

 

最低限の知識は勉強する

 

 

トレーニングは自分でしか行う事が出来ません。

 

他人にしてもらう事が出来ないものです。

 

自分の変わりにトレーニングをしてもらう事は不可能で、

トレーニングをした人だけに効果が現れます。

 

パーソナルトレーナーの指導を受けたとしても、実際にトレーニングをしているのは自分です。

 

トレーナーがトレーニングをするわけではありませんし、前述の通り、効果を得るには自分で行うしかありません。

 

トレーナーがトレーニングをしてもトレーナー(他人)が効果を得るだけです。

 

そのトレーニング効果を最大限に得るには知識が必要です。

 

いくら優秀なトレーナーであっても、100人いたら100人同じ期間で同じ大きさの効果を出してもらう事は不可能です。

 

身体の状態による個人差もありますが、受けて(お客様)の知識と身体操作レベルによるからです。

 

例えば、

 

○筋肉を大きくしたい

タンパク質を必要量毎日摂る。

筋肉痛が起こる程度の強度でトレーニングをする。

 

○ダイエット

摂取(吸収)カロリー<消費カロリー

 

上記は、もはや当たり前の知識ですが、確実に実践出来ている方は少ないです。

 

自分にとってどのくらいのタンパク質が必要か?

 

1日どのくらいのカロリー摂取が妥当か?

 

これらはネットで検索すればすぐに計算して分かる事です。

 

トレーニングにおいても、様々な種目のやり方はYouTubeで見れます。

 

基本の動かし方やポイントはそこで学べます。

 

これらの知識、出来れば動きもある程度良ければ、

トレーナーの言っている意味の理解が早まり、効果を大きく出す可能性が高まります。

 

(当然トレーナーは指導のプロですから、お客様に合わせた言葉と指導法を選び、誰でも結果に導かなくてはいけません)

 

 

 

動きを意識する

 

 

身体を動かすには脳の働きが不可欠です。

 

身体を動かすのは筋肉というより脳です。

 

脳からの指令を神経が筋肉に伝えて筋肉が収縮し、関節が動く事によって動作が成り立ちます。

 

1番川上の脳からの情報がなくては何も始まりません。

 

そして、その脳からの情報の質で動きが変わり、トレーニング効果を左右します。

 

関節を右に動かしたいのに左に動き、下に動かしたいのに上に動いたら、真逆の動きを繰り返すことになるので、思い通りの効果は得られません。

 

これは筋肉が悪いのではなく、脳が悪いです。

 

だから、脳を鍛える必要があります。

 

筋肉だけを鍛えようとすると、上記のような真逆の動きをしてしまい、効果が出ない事も考えられます。

 

その動きをしてしまう命令を出している脳を鍛えて、正しい動きをさせる為の命令の出し方を覚えなくてはいけません。

 

その為には、毎回動きを意識して行う事が重要です。

 

関節をどの方向に動かして、どの筋肉が働くのかを感じながら、

自分で自分を指導するようにトレーニングをすると、だんだん身体が思い通りに動いてきます。

 

正しい動きに負荷を入れる事で、狙い通りの身体に変わっていきます。

 

脳を鍛えるには多少時間がかかりますが、根気よく自分で考えてトレーニングを続けると、

大きなリターンが返ってきますよ。

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