スクワットは肩甲骨の距離を意識する #219

上半身をブレさせない

 

トレーニングでスクワットをした事がある方は多いと思います。

 

本や動画を見て真似してみたり、ジムでバーベルなどを使って行ったり、

スクワットを一度はしてみた事があるのではないでしょうか?

 

ただし、スクワットをして膝や腰を痛めたと聞く事もあり、

正しく効果的に行えていない、正しいスクワット指導を受けた事がない方も多いと感じます。

スクワットの方法で知られているのは、

 

○膝を爪先より前に出さない

 

○膝を内側に倒さない

 

○腰を丸めない

 

これらがすぐに思いつく事だと思います。

 

しかし、上記は動きの結果であって、身体の動かし方を示していない為、

どうしたら膝が爪先より前に出ないのかについての方法が分からず、スクワット指導としては不十分です。

 

上記3点を守る為には、上半身をグラグラさせずブレさせない事が必要なのですが、

 

その方法として、

 

肩甲骨の位置関係を保つ事が有効です。

 

 

 

肩甲骨を離さない

 

では、その肩甲骨の位置関係は何が良いのかと言うと、

 

一度決めた距離を離さない事です。

 

距離については、腕の位置によって変わるので、一概に言えません。

 

重要なのは、どの位の距離ではなくて、

肩甲骨間の距離を終始保つ事です。

 

肩甲骨の距離が保たれているならば、胸椎や肋骨、胸骨など胸郭の位置が崩れていないはずですから、

 

上半身重心が前後左右にグラグラと動く事はほぼ無くなり、

 

重心移動が一定でスムーズに成されます。

 

 

 

スクワットで姿勢作り

 

そうなると、足圧中心も安定するので身体の各パーツの移動も一定となりますからフォームは崩れず、

膝が前や内側に動く事も、腰が丸まる事もなくなります。

 

スクワットを安全に効果的に行うには、重心移動をスムーズに安定して行う事です。

 

その為の方法の一つに、肩甲骨の位置関係を意識して、肩甲骨間の距離を保つような姿勢をとると、

 

頭から骨盤までは常に同じポジションを保ち、バランスが安定するので、下肢の動きが適切に行われて、お尻や内腿など、スクワットで狙う筋肉がしっかりと鍛えられます。

 

そして同時に、姿勢を維持する為のお腹や背中の体幹が鍛えられ、

姿勢作りへの影響が起こります。

 

姿勢を保つ意識面の強化にも繋がり、普段の生活での姿勢への意識も高まり、

日常生活動作がキレイになっていきます。

 

スクワットを正しく行えば、姿勢もキレイに変わっていきますよ。

 

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