スクワットは膝を前に動かして良い #315

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて活動しております

 

ストレッチ×体幹トレで

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

膝を爪先より前に出さない?

 

スクワットの注意点として、膝を爪先より前に出さない。と聞いた事があるのではないでしょうか?

 

ですが、目的にもよりますが、爪先より膝は前に出て良いです。

 

多少前に動いても、踵が浮かずに荷重出来ていればオーケーです。

 

また、正しく動かせば、爪先より前に膝が出過ぎる事はありません。

 

良くないのが、爪先より前に出る事ではなく、爪先の向きに膝の向きを合わせていない事が問題です。

 

膝が爪先に対して内側に向けば、荷重が爪先方向に向かって踵が上がるので、必然的に膝は爪先より前に出ます。

 

膝を爪先より前に出さない意識ではなく、膝を爪先と同じ向きにする意識を持つと、

自然と膝は爪先より前に出ません。

 

スクワットは膝を曲げる運動

そもそもスクワットは、股関節・膝・足首の3つの関節が同時に曲がって、同時に伸びる運動です。

 

良くあるぎこちない動かし方として、前方方向に動かないように意識をし過ぎて、

膝が途中でロックされ、上体を前に倒して頭の位置を下げようとしてしまうエラー動作がありますが、

 

この場合は、膝を曲げる事が間違いだと認識して頭に残っているように思えるので、膝を曲げてもらいます。

 

そうすると、膝も爪先より前に出ないし、上体も過前傾しないスクワットが出来ます。

 

お尻を落とす

スクワットでしゃがむ時の意識は、お尻を落とす事がおすすめです。

 

膝を曲げようとすると膝は前方移動してしまうので、

軽くお尻を後ろに引いて股関節を曲げたら、そのままお尻を真下に落とすようにしゃがみます。

 

そうすると、股関節・膝・足首が同時にスムーズに曲がっていくので、

スッとしゃがめてスクワットのフォームがキレイになります。

 

ただし、骨盤が後傾して腰が丸まらないように姿勢をコントロールして、

股関節周りとコアの筋肉のテンションは保たないと、立てなくなるので注意です。

 

スクワットは、膝が前に動く事は意識せずに、キレイにしゃがむ事を練習してみると、

効果的なスクワットになりますよ。

 

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