スクワットは身体を支えるトレーニングと捉えると体幹に効く #299

しゃがんで立つだけではない

 

スクワットはトレーニングの王道ですから、トレーニングに取り入れている方は多いと思います。

 

スクワットは、しゃがんで立ち上がるシンプルな動作ですが、

 

どんな事を意識して行っているでしょうか?

 

シンプルな動作ではありますが、その中身は複雑です。

 

だからこそ様々な部位を鍛えられる、全身トレーニングと言われるわけです。

ですから、しゃがんで立つ事を意識的に行わないと、膝が過剰に使われる動作となり、

全身トレーニングとはなりません。

 

 

動くと支えるを区別する

基本的にスクワットは、支えなしに動かしますので、バランス力が要求されるトレーニングでもあります。

 

このバランスが良くないと、脚、お尻、他の筋肉を十分に刺激する事が難しくなります。

 

ですから、私、木島のスクワットの捉え方は、

 

身体を支える為のトレーニングです。

 

身体を動かす(移動)為のトレーニングではありません。

(ただし、サイドスクワットは動かす(移動)トレーニングに分類しています)

 

スクワットは、その場に安定して留まる事に注意して、身体を折り曲げながら上下動を繰り返す運動です。

 

身体を重力に対して真正面から抵抗する力を向上させています。

 

身体を前後左右に動かして(移動)いる運動ではありません。

 

 

足裏を意識する

動かさないので、重心位置は一定です。

 

一定に保とうとしないとバランスが崩れて、その場に立っていられなくなります。

 

これは、バランスを保たないとスクワットが出来ない事を意味します。

 

バランスを保つ為には、床との接点、足裏の足圧中心を動作中変えないようにしなくてはいけません。

 

これが、しゃがんだ時は踵、立ち上がる時は母指球に動くと、

前後に重心が動きバランスを取るのが難しくなります。

 

ちなみに、スクワットは足を横に広げているので、横の動きには強いのですが、前後の動きには弱く、

前後に動いてしまうと、すぐにバランスを崩します。

 

ですからスクワットをする時は、足裏の1番体重を感じる荷重点を、動作中変えないように行うと、

安定したスクワットが出来ます。

 

特に踵全体に荷重すると、お尻が反応して骨盤が安定し、骨盤に付着している体幹の筋肉も活動して、

体幹も鍛えられます。

 

全身トレーニングとしてスクワットをするなら、足裏を意識してバランスを考慮する事をおすすめします。

 

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