骨盤を起こして立つ #324

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて活動しております

 

ストレッチ×体幹トレで

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

身体を起こす時は骨盤後傾

 

床に置いてある荷物を持ち上げる時、お辞儀をするようにして、上体を倒して起こす動作を行うと思います。

 

トレーニング種目であれば、デッドリフトです。

 

このお辞儀動作をする時に、腰から丸めて上体を倒し、腰を反りながら上体を起こせば、腰への負担が増す事が想像できると思います。

 

では、腰を痛めないようにするにはどうすれば良いかと言うと、

 

股関節から身体を折り曲げるように骨盤が前傾して、骨盤から上体を起こすように骨盤を後傾させます。

(股関節を支点にした骨盤の傾き運動)

 

そうすると、腰を使わずに股関節を使って動作を行うので、腰への負担は小さくなります。

 

重心コントロールで体重を乗せる

この骨盤の動きを無視してデッドリフトを行うと、大抵腰を痛めます。

※スクワットも同様です。

 

デッドリフトのようにウェイトを持って上体を起こす時は、

頭から骨盤までを1枚の板のようにして、股関節の動きで上半身をコントロールします。

 

腰を反るようにして上体を起こすと、重心が後ろに残って体重が腰にかかります。

 

反対に、骨盤から上体を起こすようにして骨盤後傾させて腰を動かさないようにすると、

重心は股関節の上に位置して体重が踵全体に乗る感覚が得られ、立っている時の姿勢の安定感を感じられます。

 

床に力を伝える

そうすると、踵から股関節、仙骨の前を一本の軸が通るように、床を踵で押して立つ事が出来ます。

 

このように自分の体重を漏れなく床に伝えれば、余計な力を出そうとしなくても、重力と反力を利用して大きな力が生み出せて、身体を楽に動かす事が出来ます。

 

この時には、股関節の力を出す為に骨盤を安定させる腹筋の活動が起きて、腰の負担は減り、

姿勢をキレイに保つのに必要な、お腹とお尻の筋肉が適切に働くようになります。

 

キレイな姿勢で立つには、骨盤を立たせて体幹を使った動かし方を覚える事が有効です。

 

身体を痛めないキレイな姿勢作りは、骨盤の動きを意識してみましょう。

 

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