―腰痛を解放して「心身の豊かさ」に彩りを届けますー
アパレル、飲食業界を経て、トレーナーへ転身した異色のパーソナルトレーナー。
私がパーソナルトレーナーに懸ける想い
1. トレーナーを目指すまで
大学卒業後、洋服が好きだった事もあり初めに選んだ業種はアパレル業界。
大手セレクトショップ販売員の時は、洋服の歴史、ディテールの意味、生地や縫製の特徴など上司や先輩から叩き込まれ、洋服での自己表現やコーディネートする楽しみを覚えたが、売上を上げることが第一優先とする季節セールの裏側にうんざりして退職。
その後、仕事探し中にたまたま読んだ酒作りの本で、日本酒作りの奥深さ(世界でも類を見ない並行複発酵の巧妙さなど)に驚き本物の日本酒の魅力にはまってしまい飲食店におもわず転職。
しかし、不規則な生活とハイカロリーな食事によって体型を崩し、今まで着ていた洋服が1着また1着と着られなくなり、アパレルの時の先輩に体型をバカにされ大ショック。
大好きなおしゃれを楽しむには、定期的な運動や健康的な食事といった生活習慣を保たないと、この先の人生で不可能だと感じ、「仕事をしながらスタイルを保てるし最高」と、邪な気持ちでトレーナーを目指す。
ちょうどその頃、アテネオリンピック開催中で、夜中にたまたまつけたテレビに北島康介選手が金メダルを取った姿を見て、久々に胸が熱くなる感覚を覚え、日本人が世界で活躍する社会に貢献したい!という気持ちが芽生えていた事も後押しになり、
プロのトレーナーに成る為に上京。「現場に出なければ力がつかない」と言う考えの元、現場実習期間が1年半でチームのヘッドトレーナーを担うと言う特殊なトレーナー専門学校に入学。(他校は数ヶ月でお手伝い程度)
2. トレーナーとしての心構えを学んだトレーナー専門学校時代
朝から学校が閉まるまで猛勉強し、学校が休みの日は図書館にこもって勉強する、大学受験以来の勉強モードに突入。且つ現場実習で技術を磨く2年間を過ごす怒涛の日々を送り、卒業時には学生MVPとなる。
トレーニングの捉え方も他の生徒と異なり、「動きの滑らかさ」に着目したトレーニング方法を研究して「動作の強化がムダのない機能的な身体を作り上げる」という考えに至る。
その通りに勉強、実践を重ねていくと、思った通り、自分の身体は人生最高に引き締まり、頭と身体でトレーニングの効果を実感。
3. パーソナルトレーナーとしての基盤を築かせてもらった会社員時代
卒業後は、偶然読んだファッション誌に以前勤めたアパレル会社がパーソナルトレーニングジムを運営しているのを目にし、「洋服を着こなす身体は、動作がキレイな身体」であり、アパレルとフィットネスの融合を成し遂げると意気込み入社したが、社内ではアパレル部門との交流は皆無で、横串を刺すことも叶わず無力感を味わう。
とは言え、トレーニングによって顧客の身体が変わっていく様を見る喜びはこの上なく、顧客指導のみならず、パーソナルストレッチプログラムの開発に携わり、お客様に新しい価値を提供したり、より効果的に身体をキレイにする方法を試行錯誤して、ストレッチとトレーニングをひとつなぎで展開するプログラムを考案。
これにより、顧客の身体がスムーズに動き、身体の内側から引き締まる「柔らかくしなやかな身体」つくりで、のべ2万人以上指導してきた。
このパーソナルプログラムをセルフトレーニングで提供できないかと考え、新規フィットネスジムで導入。マシンによるストレッチとコアトレーニングの融合によって美姿勢を作るプログラムは会員からは好評を得ていたが、期待通りの新規集客が出来ず閉店。
挫折を味わうが、このプログラムをパーソナルトレーニング向けにカスタマイズして、パーソナルトレーニングジムのテコ入れに尽力する。
また、技術責任者として、トレーニング、ストレッチ、カウンセリング、体験トレーニングなど様々なマニュアル作成やトレーナーへの指導、サプメント開発を行い商品品質向上に心血を注ぐ。
トレーナー育成においては、トレーニング、ストレッチ技術といったテクニックだけでなく、プロトレーナーとして「必ずお客様のお役に立ち結果を出す」覚悟を持った心構えや、お客様にストレスを与えない気遣いのある立ち居振る舞い方といった接客サービス精神を伝え、お客様と向き合い寄り添うトレーナーをこれまで50名以上育成。
4. パーソナルトレーナーが社会に貢献できる存在であることを証明したい
パーソナルトレーナーとして指導をしていく中で、ほとんどの方が、やりたくてもトレーニングに割く時間がない、トレーニングの必要性を感じているが、そもそもキツいトレーニングをしたくない。運動が苦手でやりたくもないトレーニングを健康の為にやっと重い腰を上げた。
このようなジレンマを感じていらっしゃるお客様達の身体を、どのようにして変えて健康に導けるのか?
思考と実践の末に、「立つ」「歩く」日常生活動作が向上して「美姿勢」をつくる、ストレッチ+体幹トレーニングで快適に身体が変わる「痛みなく動ける身体」をつくるトレーニング方法を編み出す。
10年以上所属していた会社でこれまで多くのお客様にトレーニングを提供してきたが、自分も10歳年を取り、提供していきたい身体つくりの形に変化が芽生え、ただ会社が打ち出している、顧客から求められたトレーニング指導や施術を施すのではなく、身体との対話を通して顧客が気づいていない、
「言葉には出来なかった身体の課題」を見つけ出し解決して差し上げる「本物のパーソナルトレーニング」で、痛みや不調など、健康や体型にお悩みの方々がスタイルアップする事によって心豊かな生活への助けとなって、パーソナルトレーナーが社会に貢献できる存在でありたいと思い独立。
5. 新たなスタート
独立し新たな場所でパーソナルトレーナー活動を開始してみると、中高年の多くの方が腰や膝、肩などに痛みを抱えていて、特に腰痛にお悩みの方が多い事に気づきました。
私自身も仕事で中腰姿勢が多く職業病とも言える腰痛に苦しんできており、その改善にこれまでに培ってきた「痛みなく動ける身体」をつくる機能改善トレーニングやストレッチで自分の身体のメンテナンスをしてきていました。
また、今までも腰痛をお持ちのお客様へ、身体の運動機能を改善し姿勢を整える事で腰痛を解消してきていましたので、同様の指導と更なるレベルアップの為の腰痛研究の成果を提供し腰痛のお客様を改善に導き、生き生きとした表情に変わって行く姿を見る度に、
私がパーソナルトレーナーとして社会に貢献できるのは、「腰の痛みでお困りの人を1人でも多く腰痛から解放する事だ!」と確信するに至りました。
6. 腰痛改善の新しい価値観を創る
私自身、キャリアを積む中で、トレーナーチーフ、技術責任者、マネージャーと責任ある役職を担い、忙しく働きながらトレーニングの時間を定期的に作り実行していく難しさを経験してきました。
ですから、多くの人もトレーニングに割く時間を捻出する事ができずに、腰痛改善のためにトレーニングをしようと思っていても断念してしまっているのではないでしょうか。
なので、腰の痛みが我慢できなくなれば整体やマッサージ、鍼灸などの施術を受けて痛みを抑える事で騙し騙しやり過ごしているように思います。
しかし、それは根本的な解決になっていないからこそ、そのつらい腰痛は変わっていないはずです。そう言う私も以前は腰が痛くなれば整体に行き一時的に痛みを和らげることを繰り返していました。
腰痛改善、そしてその後も腰痛にならない身体を作る腰痛予防には、その原因となる関節や筋肉への負荷を減らす身体の使い方や筋肉の状態へトレーニングによって作り変える必要があります。
それは、
自分で腰痛を治す!
という事です。
「腰痛は運動によって自分で治す」
この考え方が日本社会全体に一般化すれば、早期にいつでも腰痛改善に取り組めるので腰痛に苦しむ人達が減っていき、
それが、生活の質の向上、仕事のパフォーマンスアップ、収入アップ、余暇時間の充実、メンタルヘルス、スポーツ選手の健康、医療費削減、など、
個人と社会、双方に大きなメリットが生まれるのではないかと思っています。
現状、腰痛は医療従事者に治してもらうもの。
と認識されているのを、
これからは、
腰痛は自分で治すもの。
この新しい価値観へ変わる一助になれるように社会貢献して行くことが、私のパーソナルトレーナーとしての使命と思い、覚悟を持って活動を続けていく所存です。
長文をお読み頂きまして、ありがとうございました。
もしよろしければ、これからも引き続き、暖かい応援、ご協力を頂けましたら有り難く思います。
今後とも何卒、どうぞよろしくお願いいたします。