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美しく見える見せ方
人間が美しく感じる物体の縦横の比率に黄金比がありますが、
これは、1:1.618
です。
身体に置き換えた場合、日本人はこの黄金比にするのは難しいらしく、白銀比を当てはめられ、
その比率は、1:1.414
となります。
どちらにせよ、美しく見える比率は正方形ではなく、長方形です。
一片の長さがもう一片の長さより長い形、それが1.5倍ほど長いと美しく感じるみたいです。
長過ぎてもダメなのでしょう。
なので、身体で言えば、
適度な筋肉と脂肪があり背筋が伸びた姿勢が、美しく見えるはずです。
筋肉が少なく、体脂肪過多はもちろん、
筋肉過剰、体脂肪率過少も、
一般的には美しく見えないし、猫背やガニ股など不良姿勢も美しさを感じる事は難しい事になると思います。
(感じ方、美的感覚は個人差があるので必ずしもこの限りではないです。)
上記を考えると、美しく身体を見せるには、身体を縦長にする事が有効で、
それは、各パーツ毎の比率を整えて、全体で見た時に縦長にするようにデザインする必要があります。
横に広げない
縦長に見せるには、四肢を内側に位置させて、足から頭までを前後移動小さく、上方に伸ばす姿勢が重要となります。
具体的な見え方は、
手脚、首が長く、ウエストのくびれとバストアップ、ヒップアップされた体型と考えます。
その為には、
アゴをピンポン玉を挟むくらい軽く引いて、肘を伸ばす事で、
首が伸びて脇が締まり胸椎伸展と肩甲骨内転下制して胸郭が上方を向きバストアップされ、
膝を伸ばす事で脚が真っ直ぐになってお尻が締まりヒップアップして、
骨盤が後傾されて腰椎が伸展し腰が伸び、下位肋骨が下がって腹圧が入る事でくびれを生みます。
反対に、肘を曲げると、
肘が外に広がり腕が短く見え、肩が前突してバストダウン、首もすくみ首が短く見えます。
膝が曲がると、膝か足部が外に広がり脚が短く見え、腰が落ちるので骨盤-腰椎-胸郭のポジションのバランスが崩れ腹圧が抜けてポッコリお腹になります。
重心位置を高くする
膝と肘を伸ばすと重心位置が高くなり、結果的に身体が縦長になります。
重心位置を高くする為の筋肉が働いているのですが、
頚部前面、脊柱深部、肩甲骨内側下方、臀部、腹部、膝上、ふくらはぎ、
これらの筋肉が適度に緊張して姿勢を保ってくれます。
後はこの姿勢を保つ事が大切です。
トレーニングはもちろんですが、
とっても重要なのは普段の意識。
膝と肘を伸ばして、お臍の下が上に引き上がる感覚を感じるように、
日常の気づいた時には姿勢を気にしていくと、それが癖になるので、
気づいた時には、美しい姿勢が手に入っていると思いますよ。