仕入れた情報量の違いで効果は大きく変わる #225

知らないと理解が遅くなる

 

身体作りにおいてトレーニングをしようと思ったら、

まずは、鍛えたい部位のトレーニング方法を調べるはずです。

 

足腰を鍛えたいならスクワット。胸を鍛えたいならベンチプレス。

 

ダイエットをするなら食事について、効果的とされる食べ方や食材など。

 

このように、何か行動する時は目的達成の為に必要な方法を調べて、何を行うべきか知る事から始まります。

 

行うべき事が分かれば、行動がしやすくなり実行に移す確率が上がります。

スクワットの方法を知れば、自己流でやってみたとしても、注意する箇所が頭に入っているので、

どのような動きが良くて、悪い動きは何かが分かっていますから、

 

自分が出来る事と出来ない事がはっきりして、今以上の向上を目指した時に、その問題点に対して調べられるし、

 

パーソナルトレーニングを受けても質問が明確であれば、より的確な指導を受けられて、トレーニング効果が高まります。

 

 

行う意味を知ると行動する

 

情報を仕入れる場合、まずはどんな事かを知る事から始まります。

 

前述のように、足腰を鍛えるならスクワット。が見つかると思います。

 

その次の情報は、スクワットはどのように行うのか?です。

 

大概、ここまではネットですぐに見つかるので、見よう見まねでも1人でスクワットをする事は可能です。

 

行動は出来るのですが、効果を出したり、トレーニングを長く続けるには、

なぜスクワットが足腰を鍛えるのに効果があるのか?

 

その理由、意味を知ると行動意欲が高まり、トレーニングが続けられて、効果の定着が成されます。

 

スクワットであれば、

 

スクワットは、股関節・膝関節・足関節を同時に動かす運動なので、下肢全体の筋肉・関節が効率良く刺激され、

 

且つ、3つの関節が協調された動きをしないとバランスを崩す為に、脚のコーディネーションも高まります。

 

また、上半身の姿勢も安定させないと、足裏の足圧中心が不安定になるので、力の作用点と方向が定まらず、使う筋肉の割合が変わる為、トレーニング効果が落ちますので、

 

上半身を安定させる体幹の強化にも繋がり、下半身に負担なく効率的に力を発揮出来る身体の使い方を高める事が出来ます。

 

その為、バランス力と全身のコーディネーション、そして股関節・膝関節・足関節の下肢全体の強化が可能で、足腰を鍛える事に非常に有効です。

 

このような行動の意味が理解できれば、トレーニング意欲の向上に役立ち、

 

結果的に効果を引き出すトリガーとなります。

 

 

行動量の違いが効果の違いを表す

 

スクワット1つをとっても、どれだけの情報を得るかによって行動の量と質が変わります。

 

質の高い情報が多ければ多いほど、行動の質も高まり、行動量も増してきます。

 

行動する事によって生まれるメリットを頭で理解している方が、未来予測の精度が高まるので、

自分がどんな風に変わるのかが鮮明にイメージ出来ますから、意欲が増して行動量も増えます。

 

スクワットを続ける事で足腰が強くなり、長い距離を歩いても疲れなくなったり、

登山も楽に出来るようになったりします。

 

体型にも変化が起きて、ヒップアップや脚がお腹周りが引き締まり、姿勢も改善効果を感じる事が出来ます。

 

このように、情報量が行動量を生み、行動量が多様な実体験を作り出して、

様々なトレーニング効果を感じる事が出来ます。

 

トレーニングで高い効果を出すには、質の良い情報をたくさん仕入れる事が有効で、

結果を出す為の早道となりますよ。

 

関連記事

  1. 力む事は問題ではなく上達までのプロセス #211

  2. スクワットでヒップアップするにはお尻を後ろに引かない #67…

  3. 腰痛改善トレーニングは日常生活に活かした時に効果を発揮する …

  4. 身体つくりは体力を分解して弱点を補う #576

  5. トレーニングの継続には長期的な意味を持たせる #539

  6. 専門家には各々の役割があるので改善度は選び方次第 #569

PAGE TOP