「出来ない」と諦めない
トレーナーの指導を受けずに自分だけでトレーニングをする時に、
効果を出す為に考える事をお話しします。
トレーニング指導をしていると、
「自分だけでは出来ない」
「プロじゃないからそんなところまで意識出来ない」
など、
「出来ない」と言う言葉を良く聞きます。
トレーナーの細かな指導を受ければ、初めは難しそうに感じると思いますが、
ある程度までは必ず出来ます。
そして、ある程度で良いはずです。
プロのトレーナーになるなら別ですが、理屈をそれ程知らなくても良いし、
感覚的に自分が出来て、身体作りが成功すれば良いわけですから。
何だってある程度までは出来るはずです。
料理だって初めは上手く作れなくても、家族の為に一生懸命、美味しい料理を食べさせようと思って作っていけば、人を喜ばせられるものが出来上がるはずです。
「出来ない」と諦めてしまったら、もう前に進まないので終わりです。
ずっとトレーナーの指導を受けるなら別ですが、
でも、トレーナーから指導を受けていたとしても、トレーニングの密度はトレーナー側だけでなく、受け手のレベルによります。
受け手が上手にトレーニングが出来れば、次のステップにどんどん進んでいきますので。
トレーニングは、自分でブレーキをかけないで、「頭を使って」自分の動きに目を向けて行うと、上手くなっていきます。
オールアウト
トレーニングで効果を出すには、トレーニング刺激の量が必要です。
目的によって刺激の種類が異なりますが、どちらにせよ、やり込まないと効果は出ません。
疲労困憊まで行うオールアウトをする事が成功の近道です。
これを避けると時間がかかります。
負荷と量と時間の関係
オールアウトをしないと時間がかかると言いましたが、時間をかけても良いなら時間を味方につける方法もあります。
基本の考え方は、
負荷を強く、
たくさんの量を行い、
多くの時間をかける。
です。
トレーニングの原理原則である、
「過負荷」「漸進性」に沿ったものだからです。
そして、トレーニングの原則には、
「継続性」もあります。
やめれば元に戻りますから、続ける事が重要ですので、
少し疲れたくらいのトレーニングでも、
続けて時間をかけていけば、効果は得られます。
当然、負荷も量が少なければ、
筋肉が付く事、筋力が高まる事はありません。
アンチエイジングや健康状態を保つ、各体力の維持において効果があると言うことです。
トレーニングで効果を出すなら、
負荷と量と時間を考慮して、
自分がどうなりたいか?
と照らし合わせてトレーニング内容を決めてみてはいかがでしょうか?