胸椎伸展力が腰を守る #582

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

背中を丸めた姿勢の害

腰痛の方の多くは、経験上、身体が硬い傾向にあると感じています。

 

特に背中、胸椎が硬くなっているケースが多く、背中が丸まっています。

 

デスクワークやソファに座る時間が長い、歩く距離が短い、運動不足、

これらは、背筋を伸ばすシーンが少なく、逆に背中を丸める姿勢の時間が長く、

胸椎は丸まったポジションを保つように硬くなります。

 

そうなると、腕は挙がりづらくなり、頭部は前方移動して首・肩はコリ、

そして、腰の痛みも起こります。

 

腹圧を高める姿勢

胸椎が丸まれば、そのバランスを取る為に腰椎は反ってきます。

 

そうなると、椎間板や椎間関節といった腰部の組織に過剰な圧縮力や剪断力が加わり、

腰へのストレスが増大します。

 

腰に強いストレスに晒され続ければ、腰痛を起こす確率は高まってしまうでしょう。

 

また、胸椎が丸まり腰椎が反ると、肋骨は外に開いてしまい、

横隔膜と骨盤底筋は向かい合う事が出来ずに腹圧が弱まり、

 

腰部の保護力も弱化するので、それをカバーする為に腰部の筋肉が一手に負担を負い、

更に腰の圧縮力と剪断力が増します。

 

この状態を防ぐには、胸椎が伸展する事で、その下の腰痛も適正なカーブを保つ事が可能となり、

開いた肋骨は閉じて、腹圧が高まる姿勢となり、腰は安定化していきます。

 

胸椎伸展力を高める

では、その胸椎伸展する為の可動性や伸展力を高めるには、どうするのかと言うと、

上体反らしです。

 

ただし、何も意識しないで行うと腰を支点にして腰を反ってしまうので、

余計に腰を痛めてしまいます。

 

ポイントは、肩を下げる事。

 

仰向けで肘もしくは手を床に付いて胸を持ち上げたら、

肩を骨盤方向に下げるようにして首が長い状態を作ります。

 

そうすると、背中の真ん中に筋肉の収縮感が得られるはずです。

 

これを10秒5セット。

 

腰の痛みを感じたら即中止してください。

 

腰痛で身体が硬く感じている方や腰痛予防、姿勢改善に、

胸椎伸展力を高めておきましょう。

 

それでは、また明日!

 

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