肩こりを解消するには肩甲骨の角度を意識する #346

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて活動しております

 

ストレッチ×体幹トレで

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

肩こりの筋肉を使わせない

 

肩こりでお困りの方は首の筋肉、僧帽筋上部が硬くなっている事が多いです。

 

この肩こりの筋肉を硬いまま使ってしまうと、筋肉が更に緊張して肩こりは改善しません。

 

しかし、肩こり改善の為に肩甲骨を動かす背中のトレーニングをしたとしても、

肩甲骨を挙上した、首がすくんだ状態で行っているケースをよく見ます。

 

これだと、僧帽筋上部が活動して肩甲骨を固定してしまうので、肩こりの筋肉はほぐれず、筋肉の緊張状態が続いてしまいます。

 

ですから、背中のトレーニングは僧帽筋上部を緊張させないように肩甲骨を動かす必要があります。

 

肩甲骨の下の筋肉を活躍させる

その為には、肩甲骨の下に位置する筋肉を使う事です。

 

僧帽筋上部は肩甲骨の上に位置していて、頭方向に肩甲骨を引き上げます。

 

逆に肩甲骨の下に位置している、僧帽筋下部や広背筋を使うと肩甲骨は骨盤方向に下げられます。

 

そして、背中のトレーニングで鍛えたいのは首の筋肉僧帽筋上部ではなくて、

肩甲骨の下にある、広背筋や僧帽筋下部で、これらの筋肉を引き締める事で背筋が伸び、背中がスリムな、キレイで首に負担のかからない姿勢がつくられます。

 

肩甲骨の角度を保つ

では、どのようにその姿勢をつくるかというと、

 

ポイントは、

 

肩甲骨の角度です。

 

肩甲骨の上端を前方に傾ける前傾をすると、肩が前に動き首がすくむ姿勢になります。

 

という事は、首をすくむ動かし方をすると肩甲骨は前傾します。

 

反対に、肩甲骨の上端を後方に傾ける後傾をすると、肩甲骨は下がり適度に内側に動いて胸が開き、首が伸びたキレイな姿勢になります。

 

この状態を保つように背中のトレーニングをすると、肩甲骨の下側の筋肉が活躍して、背中が締まるし、肩・首の筋肉の緊張が緩和します。

 

結果的に肩こりの改善に効果が現れるはずです。

 

肩甲骨後傾を保つ為のコツは、ラットプルダウンだと、

肩甲骨を引き下げたら、フィニッシュまでずっと肩甲骨を下げる意識をもつ事です。

 

肩甲骨が上に動いたら前傾してしまいますので、絶対、肩甲骨を下げる意識を切らしてはいけません。

 

ローイングも同様です。

 

肩こり改善で背中のトレーニングをする時は肩甲骨を下げて、肩甲骨後傾を意識してみてください。

 

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