スクワットで全身鍛える #159

下肢筋力は必須

 

死ぬまで自分の足で歩き続けるならば、十分な下肢筋力は絶対に必要です。

 

立っていられるのは下肢の筋肉で支えているので当然と言えます。

 

その下肢トレーニングとして代表されるのがスクワット。

 

しゃがんで立つシンプルな動作ですが、股関節・膝・足首を同時に曲げ伸ばしするので下肢の筋肉が総動員される、効率的なエクササイズです。

 

そして、ウェイトの種類、持ち方、担ぎ方、スタンスの違いなどでバリエーションも豊富につけられます。

ですから、下肢にある様々な筋肉を鍛える事が出来るので、足で身体を支える為の基礎作りがしっかりと行えます。

 

また、股関節の使い方を確実に覚えれば、骨盤のポジションが適正化して、姿勢もキレイに整えられます。

 

 

 

ウェイトの持ち方を変えてみる

 

スクワットでイメージするのは、バーベルを肩に担いで行うバックスクワットだと思います。

 

バックスクワットも良いですが、木島はほとんどバックスクワットの指導はせず、

ウェイトを持つスクワットを多用します。

 

例えば、ダンベルやケトルベルを胸の前に持つゴブレットスクワット。

 

背中やお腹が姿勢を維持する為に活動して、コアが鍛えられます。

 

バーベルを頭上に持ち上げて行う、オーバーヘッドスクワットは、

思い切り背中を反って背中のアーチを保ちながらスクワットする事で、胸椎の可動性が高まったり、胸椎進展維持力の強化、

 

他にも、腕や肩も鍛えられます。

 

片方だけケトルベルを持ってスクワットをすれば、左右の荷重の掛け方やバランスの取り方の気付きを得られたりします。

 

 

 

筋力・柔軟性・バランスを全て鍛える

 

最大可動域で行えば、股関節の可動域が拡がるし、

前述の通りオーバーヘッドスクワットであれば、胸椎の可動性が拡がり姿勢改善効果も見込めます。

 

スクワットは基本的に、バーベルやダンベルなどのフリーウェイトを使って行うので、

重心位置が変わり不安定なので、バランスが取れないと出来ません。

 

ウェイトを重くしたり、片側だけで持ったり、頭上に持ち上げたら、更に不安定になります。

 

その中で、最大可動域でスクワットをすると、自然とバランス力が高まり、

下肢筋力は当然この動作を正しいフォームで行えば鍛えられます。

 

○最大可動域

○ウェイトの多様化

○正しいフォーム

 

この3つのポイントを押さえて、スクワットをすると、

 

トレーニングで高めたい能力である、筋力、柔軟性、バランス力は、

同時に手に入りますよ。

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