トレーニング効果は量に依存する #267

方向性と量

 

身体を変えるには、行動量が大きく影響します。

 

体力を付けたい。

 

痩せたい。

 

筋肉を付けたい。

 

と思っているだけでは身体は変わらず、行動しない時間が経てば経つほど身体はマイナスに傾きます。

 

逆にトレーニングをして、栄養バランスの取れた食事をして、疲労を蓄積しないように休養をとれば、身体は変化していきます。

この時にどのような変化を起こすかは、目的に合った身体つくりの内容をしているかが、まずは重要です。

 

この身体つくりの方向性が目的に合致していないと、

 

スリムになりたいのに太くなる。

 

筋肉を付けたいのに痩せてしまう。

 

腰痛改善したかったのに更に痛めてしまう。

 

このような真逆の結果になる可能性があります。

 

トレーニングで自分の望む結果を出すには、

正しいフォームで、目的に合ったプログラムに沿って必要量行う必要があります。

 

 

期間と量

トレーニングで結果を出すには量が必要だとお話ししましたが、時間との関係もあります。

 

短期間で密にトレーニングを頑張れば、結果が早く出る確率が高まります。

 

その分、トレーニング量も強度も上がり、制約が多くなります。

 

例えば、

 

どうしても2ヵ月後のイベントに出席しなくてはいけないので、あと5kg痩せなくてはいけない。

 

こうなったら、食事制限してトレーニングも週3〜5回は頑張らないと、目標達成は難しくなります。

 

また、1年で5kg減らしてその体重をこの先も維持したい。

 

このような余裕を持った目標であれば、食事改善を徐々にしていきながら、運動を習慣化出来るように、

 

「継続する事」を目標の1つに入れていきながら、身体つくりを進めていきます。

 

 

行動の蓄積

身体を変えるには量が必要ですが、運動を止めると元に戻っていくので、

身体を変えて維持するにも、止めることは得策ではありません。

 

運動をライフスタイルの中に組み込むことが、身体を健康に保つためには必須と思います。

 

筋肉、骨、内臓、ホルモンや酵素の活性度など、身体の構造・機能は、歳を取るほどに差が大きくなると感じます。

 

それは見た目に反映されて、80歳を超えても背筋が伸びた姿勢で筋肉も適度にあり若々しく見える方がいる反面、

 

40代や50代でも肌がカサカサしていて、髪に張りがなく、姿勢も崩れ表情がどんよりしている、年齢より+10歳のような方もいらっしゃいます。

(テレビなどで見ると)

 

身体をキレイに健康に保つには、これまでの継続した身体つくりの行動量の蓄積が大事です。

 

止めれば元に戻り、続ければ変わり続けます。

 

トレーニングは習慣化を目指して行うことが、将来への大きな投資になりますよ。

 

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