今の問題を明らかにする
身体作りをする時は、
「痩せよう」
「体力を付けよう」
「姿勢をキレイにしたい」
など、
身体作りの目的とその目標を漠然とでも立てると思います。
〇〇までに〇〇kg減量する。
〇〇までに〇〇kg挙げる。
みたいに、数値を目標にしてみる事は多いはずです。
この数値は立てた方が、今いる地点が分かりやすいので実施した方が良いですが、
目標は最終ゴールだけを立てて見ていると、気持ちのエネルギーが切れてしまいます。
そのゴールに至るまでの小さなゴールをいくつか作っておいた方が、その都度達成感を味わえるし、行動の修正が早く行えるので、ゴールに最短でいける確率が上がります。
そしてその小さなゴールは、今は手に入っていないけど、頑張れば手の届く範囲にしておく事が大事です。
ゴールの設定の仕方は、今の問題は何か?
を考えて、その足枷になっているものを取り外す内容にすると良いです。
プロセスを目標にする
ゴールは数値だけとは限らないし、最終ゴールに直接向かわなくても良いです。
「直接向かわないならゴールできないじゃん」
と思うと思いますが、
間接的にゴールに向かいます。
どういう事かと言うと、
トレーニングはフルレンジで行った方が、筋肉が付きます。
と言われて、
筋肉を付けるにはフルスクワットで〇〇kgで〇〇回〇セットしよう。
と計画を立てて、
やってみると、身体が動かなくてフルスクワットが出来ない。
この場合は、ゴールに向かう為の手段のフルスクワットが出来ないので、
フルスクワットをする為の目標を立てて、それに向けての行動をします。
例えば、腿裏やお尻、背中のストレッチを毎日行う。
そうなると、
筋肉をつける為にフルスクワットを出来る柔軟性を身に付ける。
という目標が出来ます。
柔軟性を高めても直接は筋肉は付かないですが、筋肉を付ける為の手段の為にゴールに間接的な目標を立てるのは、長期的に見て必要です。
そこがボトルネックになってて前に進まないなら、柔軟性を高めるしかないので。
どこに向かっているかを認識する事
上記の事は、自分はどこに向けて進んでいるのかを明確に認識して、
進みたい方向に壁があって、今前に進めないなら、進む為に何をするのかを考えて、計画の修正をかけて、また前に進む準備を整えなくてはなりません。
そして準備が整った時に大事なのは、今まで何の為に努力してきたのかを理解している事。
良くあるのは、
筋肉を付けたかったけど、柔軟性が低いからストレッチをしてて、身体が柔らかくなってきたなと思った時に、
このストレッチは何の為にしてきたのかを忘れてしまう事や、
筋肉を付けるというゴールへの意欲が低下している事。
こうならないように、
最終ゴールは常に頭に入れておいて確認して、
その為に今ストレッチをしているけど、
これは筋肉につける為のフルスクワットをする為なんだ。
と理解しておくと、
間接的なゴールが、直接的なゴールに繋がって、身体作りの計画が立体的なものになり、最終ゴールへと近づいていきますよ。