トレーニングの目標は最終ゴールだけにしない #109

今の問題を明らかにする

 

身体作りをする時は、

 

「痩せよう」

「体力を付けよう」

「姿勢をキレイにしたい」

 

など、

 

身体作りの目的とその目標を漠然とでも立てると思います。

 

〇〇までに〇〇kg減量する。

〇〇までに〇〇kg挙げる。

 

みたいに、数値を目標にしてみる事は多いはずです。

 

この数値は立てた方が、今いる地点が分かりやすいので実施した方が良いですが、

目標は最終ゴールだけを立てて見ていると、気持ちのエネルギーが切れてしまいます。

 

 

そのゴールに至るまでの小さなゴールをいくつか作っておいた方が、その都度達成感を味わえるし、行動の修正が早く行えるので、ゴールに最短でいける確率が上がります。

 

そしてその小さなゴールは、今は手に入っていないけど、頑張れば手の届く範囲にしておく事が大事です。

 

ゴールの設定の仕方は、今の問題は何か?

 

を考えて、その足枷になっているものを取り外す内容にすると良いです。

 

プロセスを目標にする

 

ゴールは数値だけとは限らないし、最終ゴールに直接向かわなくても良いです。

 

「直接向かわないならゴールできないじゃん」

 

と思うと思いますが、

 

間接的にゴールに向かいます。

 

どういう事かと言うと、

 

トレーニングはフルレンジで行った方が、筋肉が付きます。

 

と言われて、

 

筋肉を付けるにはフルスクワットで〇〇kgで〇〇回〇セットしよう。

 

と計画を立てて、

 

やってみると、身体が動かなくてフルスクワットが出来ない。

 

この場合は、ゴールに向かう為の手段のフルスクワットが出来ないので、

フルスクワットをする為の目標を立てて、それに向けての行動をします。

 

例えば、腿裏やお尻、背中のストレッチを毎日行う。

 

そうなると、

筋肉をつける為にフルスクワットを出来る柔軟性を身に付ける。

 

という目標が出来ます。

 

柔軟性を高めても直接は筋肉は付かないですが、筋肉を付ける為の手段の為にゴールに間接的な目標を立てるのは、長期的に見て必要です。

 

そこがボトルネックになってて前に進まないなら、柔軟性を高めるしかないので。

 

 

どこに向かっているかを認識する事

 

上記の事は、自分はどこに向けて進んでいるのかを明確に認識して、

進みたい方向に壁があって、今前に進めないなら、進む為に何をするのかを考えて、計画の修正をかけて、また前に進む準備を整えなくてはなりません。

 

そして準備が整った時に大事なのは、今まで何の為に努力してきたのかを理解している事。

 

良くあるのは、

 

筋肉を付けたかったけど、柔軟性が低いからストレッチをしてて、身体が柔らかくなってきたなと思った時に、

 

このストレッチは何の為にしてきたのかを忘れてしまう事や、

筋肉を付けるというゴールへの意欲が低下している事。

 

こうならないように、

 

最終ゴールは常に頭に入れておいて確認して、

 

その為に今ストレッチをしているけど、

これは筋肉につける為のフルスクワットをする為なんだ。

 

と理解しておくと、

 

間接的なゴールが、直接的なゴールに繋がって、身体作りの計画が立体的なものになり、最終ゴールへと近づいていきますよ。

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