トレーニングは初めから最後までフォームに尽きる #231

トレーニングのステップ

 

健康やスタイルアップの為にトレーニングをしようと思ったら、

トレーニングを進める時の順番があるので、それに沿って行う事をオススメします。

 

では、その進め方のステップですが、

 

1.トレーニング種目のフォームを知る

2.フォームを習得する

3.負荷設定をして実行

4.負荷を上げる

 

大きく分けると、この流れとなります。

そして、4つのステップの中で最も重要なのは2番のフォーム習得です。

 

フォーム習得を不十分のままにしたり、飛ばしてしまうと、

効果が得られず、そればかりか怪我をしてしまうかも知れません。

 

フォームがトレーニングを進めていく上での基準となりますので、フォーム習得しなくてはトレーニングがスタートする事ができませんから、絶対に飛ばしてはいけな行程です。

 

 

重さや回数を追い求めない

トレーニングで効果を出すには、身体に加える負荷が必要です。

 

自分にとっての過負荷を加えないと、身体が変化していく事はありません。

(過負荷の原理)

 

しかし、過負荷を加える為の条件があって、それがフォームです。

 

正しいフォームで行う。

 

これを前提として、フォームが崩れない回数行う事がルールです。

 

このルールを犯すとペナルティを被る事になり、自分にとって不利益な状況に追い込んでしまいます。

 

これを知らずにトレーニングをすると、重さや回数といった負荷に目がいき、

とにかく重さを増やしたり、設定回数を無理やりクリアしようとしたり、

フォームを崩してまでやろうとしてしまいます。

 

その結果、怪我をしたり、不必要な部位に筋肉が付きスタイルのバランスを崩したり、

トレーニング効果を得る事が叶わなくなります。

 

 

フォームにこだわるから結果が出る

トレーニングは基本が大事です。

 

身体を変えるには、

 

変えたい箇所に関わる筋肉を確実に活動させて、不必要な筋肉は出来る限り活動させない事。

 

主動筋、拮抗筋、協働筋、安定筋といった各種目における各筋肉の役割を果たす事。

 

これが基本で、

 

これを確実に実行する事が、正しいフォームです。

 

フォームにこだわってトレーニングをするからこそ、

ターゲット筋が必要なだけ発達して、その他のサポート筋も適度に鍛えられ、

 

身体の安定性やコーディネーションが向上して、

キレイな姿勢や動作も得られ、トレーニングの2次3次効果を受ける事が出来ます。

 

正しいフォームで出来ているかの確認は、プロのトレーナーに見てもらう事が早道ですが、

 

自分で確認する時に簡単なのは、

 

首に痛みや疲労感がないか確認する事です。

 

シュラッグのような首のトレーニング以外で、首を過剰に使う事はほぼありませんから、

ここに疲労感があれば、間違ったフォームで行っている可能性が高いです。

 

トレーニングは間違えて行うと、身体を痛めてしまう諸刃の剣です。

 

ですから、

 

フォームに始まり、フォームに終わるくらい、

 

フォームが重要です。

 

身体作りを続けていきたいならフォームを重視して行う事を、強くおススメします。

 

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