トレーニングは集中力で決まる #121

トレーニングは脳を使うもの

 

芸術、音楽、スポーツ、料理など、それぞれに高度なスキルがあって、やろうとしたらそのスキルを学んで身に付けないと、楽しむ事が出来ません。

 

しっかり学ばなくても学校の授業があるので、多くの方は絵を描けるし歌も歌えて、スポーツも出来ます。

 

授業を受けなかったとしても、やろうと思えばイメージ出来れば可能でしょう。

 

ですが、上手く出来るかどうかは別です。

 

どんな事にもレベルがあります。

 

トレーニングも同じで、見よう見まねで出来ますが、効果を出せるかどうかは本人のスキルによります。

 

トレーニング種目毎の身体を動かすスキルがないと、適切に筋肉に刺激が入りませんから、そのスキルが必須となります。

 

なので、良い身体をしている人はトレーニングがキレイに上手に出来ているはずです。

 

何年もトレーニングをしていても身体が変わらない方は、トレーニングの動作がぎこちなく上手ではないはずです。

 

この差は何かというと、

脳を使ってトレーニングを覚えて動かしてみて修正を繰り返して、スキルを身に付ける。

 

この過程をどれだけ行ったかによります。

 

動作は自然と上手くなる訳がなく、脳から神経を通して筋肉に命令を確実に伝達する練習を、何度もしないと上手くなりません。

(反復性の原則)

 

 

 

考える事はたくさんある

 

トレーニングは動作がシンプルで簡単に見えるのですが、それなりに難しさはあります。

 

その種目で鍛えたい筋肉を使いたいので、主動筋が動かす関節を、確実に動かしたい方向に動かして、

その他の動かしたくない関節は、動かないように動かさないといけません。

(力の相殺)

 

ですから、複数の筋肉を同時にタイミング良く適切な力を加える事が求められるので、

脳をフル回転させて、たくさんの箇所に意識を向けないと上手くトレーニングが出来ないです。

 

「そんな事出来ない」

 

と思っても、

 

意識して身体を動かす事をしないと、何十年経っても身体の健康や体力を保つトレーニングの方法を身に付ける事は出来ないです。

 

何かを得たいなら、やはり、

 

やるか、やらないかです。

 

 

 

種目数ではなく集中力

 

脳を使ってトレーニングをしましょう!

 

とお話ししてきましたが、

 

その為には集中力が入ります。

 

木島のトレーニングを受けた方は、

 

「頭が疲れる」

 

とおっしゃる方も多いのですが、

 

それだけ頭(脳)を使っている証拠です。

 

集中して自分の身体と向き合って、筋肉や動きを意識して行うので疲れます。

 

なので、多くの種目は出来なくなります。

 

トレーニングはたくさんの種目や長い時間をかける事が良い訳ではなく、

一つ一つの動きを、いかに集中して行えたかが、とても大事です。

 

集中してトレーニングをすれば神経伝達の質、量も高まり、動作習得出来てトレーニングスキルが上がり、

動きのブレが小さくなるので、主動筋に確実に刺激が入る為、トレーニング効果が高まります。

 

トレーニングで効果を出してスキルを高めるには、集中力がカギとなりますよ。

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