トレーニングだけでは変わらない
トレーニングをしても、ストレッチをしても、身体が変わらない、、、
と思っている方もいらっしゃると思います。
原因はあるのですが、
その中の一つに、普段の生活動作が変わっていない。
事が挙げられます。
ただし、筋肉を付けたいだけなら、週3回以上みっちりトレーニングをすれば、筋肉は付くし、
柔軟性を高めたいだけなら、毎日ストレッチを丁寧に行えば、柔らかくなります。
これらの場合は、目的の効果を出す為の方法を確実に行えば、結果が出ます。
しかし、
姿勢を改善したい
痛みを解消したい
スポーツパフォーマンスを高めたい
のならば、
普段の生活動作を変える必要があります。
なぜなら、上記3点は日常生活動作の影響で悪化している可能性があるので、
その改善をしなくては、1週間168時間の内、数時間だけのトレーニングの時だけ身体と向き合っていても、中々身体の動きを変える事は出来ません。
この場合、トレーニングの効果を発揮する場は、日常生活になりますので、その日常生活動作に意識を向けないと、
トレーニングの効果を感じる事が難しくなります。
トレーニング動作は日常で使える
では、日常生活で何を意識すれば良いかと言うと、
トレーニングで行っている事をイメージしてください。
トレーニングの動きは日常生活動作の中にたくさん含まれています。
例えば、
椅子から立ち上がる→スクワット
床にある物を拾う→デッドリフト
ドアを押す→プッシュアップ
など
たくさんあります。
荷物を持ち上げる時に、腰を丸めていたり、
買い物袋を持つ時に手の甲が正面を向いて、肘が曲がり脇が開いているなら、
腰や首に負担がかかって、腰痛、肩こりを助長してしまいます。
せっかくトレーニングやストレッチをして、身体の改善をしようとしても、
肝心の日常生活で悪い動きをしてしまっては、効果が半減してもったいないです。
普段の意識
ですから、日頃の普段の身体に向ける意識がとても重要となります。
トレーニングをしている時も、普段の生活動作をイメージしておくと、
普段の生活の中で意識するスイッチが入りやすくなるので、
筋肉を鍛える事だけでなく、
動かし方も意識してあげると、コンディション維持・向上に役立ちます。
立つ、歩く、座る、立ち上がる、階段を上る、ドアを引く、ドアを押す、荷物を持つ、荷物を持ち上げる、
などなど、
様々な日常生活動作をイメージして、トレーニングでも、
これは、歩いている時も意識してみよう!
とか、
トレーニング中に気づきがあると、日常生活動作がキレイになって、
体型だけでなく、所作も変わっていきますよ。