トレーニングを日常に落とし込むからトレーニングが意味を持つ #191

トレーニングだけでは変わらない

 

トレーニングをしても、ストレッチをしても、身体が変わらない、、、

 

と思っている方もいらっしゃると思います。

 

原因はあるのですが、

 

その中の一つに、普段の生活動作が変わっていない。

 

事が挙げられます。

 

ただし、筋肉を付けたいだけなら、週3回以上みっちりトレーニングをすれば、筋肉は付くし、

柔軟性を高めたいだけなら、毎日ストレッチを丁寧に行えば、柔らかくなります。

 

これらの場合は、目的の効果を出す為の方法を確実に行えば、結果が出ます。

 

しかし、

 

姿勢を改善したい

痛みを解消したい

スポーツパフォーマンスを高めたい

 

のならば、

普段の生活動作を変える必要があります。

 

なぜなら、上記3点は日常生活動作の影響で悪化している可能性があるので、

その改善をしなくては、1週間168時間の内、数時間だけのトレーニングの時だけ身体と向き合っていても、中々身体の動きを変える事は出来ません。

 

この場合、トレーニングの効果を発揮する場は、日常生活になりますので、その日常生活動作に意識を向けないと、

 

トレーニングの効果を感じる事が難しくなります。

 

 

 

トレーニング動作は日常で使える

 

では、日常生活で何を意識すれば良いかと言うと、

 

トレーニングで行っている事をイメージしてください。

 

トレーニングの動きは日常生活動作の中にたくさん含まれています。

 

例えば、

 

椅子から立ち上がる→スクワット

床にある物を拾う→デッドリフト

ドアを押す→プッシュアップ

 

など

 

たくさんあります。

 

荷物を持ち上げる時に、腰を丸めていたり、

買い物袋を持つ時に手の甲が正面を向いて、肘が曲がり脇が開いているなら、

腰や首に負担がかかって、腰痛、肩こりを助長してしまいます。

 

せっかくトレーニングやストレッチをして、身体の改善をしようとしても、

肝心の日常生活で悪い動きをしてしまっては、効果が半減してもったいないです。

 

 

 

普段の意識

 

ですから、日頃の普段の身体に向ける意識がとても重要となります。

 

トレーニングをしている時も、普段の生活動作をイメージしておくと、

普段の生活の中で意識するスイッチが入りやすくなるので、

 

筋肉を鍛える事だけでなく、

動かし方も意識してあげると、コンディション維持・向上に役立ちます。

 

立つ、歩く、座る、立ち上がる、階段を上る、ドアを引く、ドアを押す、荷物を持つ、荷物を持ち上げる、

 

などなど、

 

様々な日常生活動作をイメージして、トレーニングでも、

 

これは、歩いている時も意識してみよう!

 

とか、

 

トレーニング中に気づきがあると、日常生活動作がキレイになって、

 

体型だけでなく、所作も変わっていきますよ。

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