ムキムキにならないトレーニング方法 #265

目指したい身体は何か?

 

トレーニングをすると聞けば、多くの方は筋肉が大きくなり、身体がムキムキになる事をイメージされると思います。

 

ムキムキにはならなくても、少なからず今以上に筋肉が付くだろうと考えるはずです。

 

必要な負荷と栄養が身体に入れば、筋肉は発達していきますが、

それらが足りなければ、筋肉が大きくなる事はありません。

これは、良い悪いの話ではなく、

 

トレーニングの目的は何なのか?

 

どのような身体になりたいのか?(体型と機能)

 

によって、トレーニングの種類や負荷、量は変わるので、

目的や目標がはっきりしていないと、トレーニングの方法が決まりません。

 

筋肉を付けたいのに、負荷や栄養が足りなければその願いは叶わないし、

 

筋肉を付けたくないのに、負荷と栄養を必要以上に与えると、ムキムキになってしまう可能性があります。

 

 

動かない方向をなくす

筋肉が付きすぎてムキムキにはなりたくないけど、

健康維持や体力を付けて身体が痛まない為にトレーニングをしたいなら、

 

10回3セット、1回1時間、週3〜4回の筋トレをしてはいけません。

 

強度にもよりますが、この負荷量だと筋肉を付けるトレーニングの方法となります。

 

ムキムキになりたくないのに、ムキムキになる方法を自分で選んでいる事になります。

 

健康と体力を維持して、筋肉や関節の状態も良好に保ちたいなら、

 

身体を強くしていく前に、

 

筋肉と関節の柔らかさを優先して、トレーニングする事をオススメします。

 

その柔らかさとは何かと言うと、

 

関節が滑らかに動く事。

 

滑らかさを出すには、各関節の動く方向がそれらの構造によって決まっていますが、

 

その動く方向全てに十分な可動域がある事で、

 

身体の動きが無駄なく滑らかになります。

 

 

力が入りづらい動きをなくす

そしてもう一つ。

 

筋肉に力がしっかりと入る事です。

 

例えば、

 

「お尻に力を入れてください」

 

と言われて、

 

自分では力を入れているつもりだけど、

 

力が入っているか分からない。

 

力が入りづらい。

 

などがあれば問題です。

 

関節のポジションが悪くて力が入らないのか?

(動かない関節方向に関わります)

 

力の入れ方が分からないのか?

 

それとも、その両方なのか?

 

問題に対して改善のトレーニングをしていく必要があります。

 

そして、この力が入りづらい筋肉をなくしていって、使える筋肉が多くなると、

普段から活動している筋肉が多くなるので、体脂肪がつきにくくなるし、引き締まりも起こります。

 

そして、無理に身体を動かす事なく、スムーズに関節が動けば、怪我の確率も下がるので、

身体を痛める事なく、背筋が伸び適度に引き締まった身体になります。

 

筋肉はそんなに付けなくて良いけど、健康的でいる為にトレーニングをしたいなら、

柔軟性と関節を様々な方向に動かすトレーニングをする事をオススメします。

 

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