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反復性の原則
トレーニングで効果を出す為の原理原則というものがありますが、そのうちの一つに反復(継続)性の原則があります。
動作を繰り返し行わないと上手く強くならない事を表しますが、
身体は環境に順応するけど、一度体験するだけでは身に付かないので、何度も反復して刷り込みを行わないと、身体の変化は起こらないという事です。
また、身体は可逆性の性質を持っているので、行動を止めたら元に戻ります。
この事からも身体の機能・体型を維持するだけでも、トレーニングを続ける必要がある事が分かります。
同一軌道にこだわる
では、トレーニングにおいて反復するとはどういう事なのか?
文字通り、同じ事を繰り返す。なのですが、
見た目はパッと見同じに見えても、実は細かく見れば正反対の動きをしていたりするものです。
この間違いを正してトレーニングを行わないと、行なっている種目で得たい効果を手に入れるには程遠くなります。
なのでお客様へトレーニング効果を出してもらう為に、木島のトレーニング指導では、確実で正確な反復にこだわっていて、
反復の定義として、
全ての関節の関節運動が動かしたい方向へ毎回確実に動き、同一軌道で1mmの狂いもなく動作が反復される事。
と木島は定義しています。
トレーニングで重要なのは、
バーベルを持ち上げる事のような課題のクリアではなく、
上げるまでの過程です。
その過程は反復の定義を含ませると、
電車で例えるならば、
目的地へはいつも同じ路線を使って同じ道筋を通る事となります。
毎回目的地に着けるかどうかは問題ではなく、同じ路線を使うのが重要です。
また、この定義に沿って動作を観ないと、
反りたいのに曲がったり、
開きたいのに閉じるような動きが出てしまって、
使いたい筋肉が使われず修正したい動きの癖が直らずに、
姿勢や動作の矯正が叶わない事になり、
トレーニングの効果である筋機能向上や体型変化が得られなくなってしまいます。
オールアウトさせる
結局は、正しいフォームでトレーニングをしましょう!
という事なのですが、上記のようにとっても大事な事です!
ただし、身体を変えていく為にはそれなりのストレスを加えないといけないので、
正しいフォームで反復する事を前提として、
オールアウトさせる事を狙っていくと身体が飛躍的に変わっていきます。
トレーニングを疲労するまで行うと、筋肉が付いたり、持久力が高まったり、身体の変化を感じられるようになります。
また、疲労があってもフォームを崩さないように動きをコントロール出来るようになると、いつでも狙った筋肉に効くトレーニングが出来て、再現性高く身体作りが出来ます。
トレーニングをする時は、まずは正確な動作反復を目指す事をオススメします。