トレーニングは頑張るのではなく賢く動く #357

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

やり方だけでは失敗する

 

より重いウェイトを持ち上げる、より多く回数を行う、よりたくさんの種目を行う、

このような量を目指しすぎると、フォームが疎かになったり、オーバーワークで、

 

トレーニングの効果を失う可能性があります。

 

ここで大切なのは、やはりフォーム。

 

フォームを正確に行えていれば、自分が出来る限界が分かるので(動けなくなる)、

 

ケガのリスクは下がります。

 

ではそのフォームとは何か?

 

チェストプレスならば、シートに座ってグリップを握って腕を後ろに引いて前に押す。

 

その時、後頭部、上背部、お尻、両足裏を接地して、胸を張っておきましょう。

 

これはフォームではありません。

 

チェストプレスのやり方を示しているだけで、身体の動かし方、その結果としての姿勢が反映されていないので、

見た目はチェストプレスをしているけれども、実際は似て非なるものとなり、

 

安全にトレーニングをする事が出来ません。

 

関節の動きを意識する

フォームは関節の動きを考えなくては、習得する事は難しいです。

 

ここを、難しい、面倒、出来ない、

とメンタルブロックをかけてしまうと、フォーム習得の道が閉ざされます。

 

トレーニングにおいても、超えなくてはいけないハードルはあります。

 

と言っても、トレーニングはそもそも反復運動なので、それ自体が練習になりますから、

頭を使えば、やればやるほど否応なしに身に付きます。

 

チェストプレスの話に戻ると、

チェストプレスを安全に行うには、肩のポジションを考えます。

 

“基本的に”大胸筋が主動筋のトレーニングですから、肩を動かす運動です。

 

その肩を安全に保つには、肩の外旋筋を働かせたいので、肩は軽度外旋して肘は少し下を向きます。

 

肩を構成する肩甲骨は、後傾・下制・軽度内転させたいので、肩を下げて鳩尾を少し上に向けます。

 

こうすると、胸椎が伸展位をとり、胸が拡がるポジションが出来上がります。

 

正確な反復を行う

あとは、その姿勢を保ちながらチェストプレス動作を行います。

 

この時重要なのは、押す事ではなく、姿勢を保つ事。

 

身体は支点が安定していないと力強く動けないので、まずは支点つくりが重要で、それが姿勢を保つ事です。

 

支点が安定していれば、反復運動が正確に行えるので、

安全に動作ができて、姿勢の意識、それすなわち、関節の動きを意識する事で、フォーム習得が可能となります。

 

トレーニングは量を狙いすぎず、正しい動かし方を意識してみると、

急がば回れで、トレーニング効果が早く得られるはずですよ。

 

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