腰痛改善はスポーツとトレーニング、鍛えると整えるを使い分ける #680

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

—————————–

ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

スポーツとトレーニング

運動は健康に良いとは限りません。

 

健康の為に運動をしようと、各種スポーツや筋トレを始める人は多いと思います。

 

しかし、その行なっている運動が、自分の身体にとって悪影響を及ぼしている可能性もあります。

 

特に腰痛など、痛みの改善を目的の1つにされている人は要注意です。

 

同じ運動でも、スポーツとトレーニングは全く違う活動です。

 

心拍数が上がり血流促進や消費カロリーの増加によって、

血圧、血糖値、中性脂肪値の抑制、HDLの改善など、

内科的疾患の予防はどちらも期待できるでしょう。

 

ただし、スポーツは競技特有の偏った動きが多く、

その偏りが特定の関節や筋肉に過剰なストレスを与えて、

怪我の確率が増します。

 

このスポーツは、ゴルフやテニスのような競技の事ではありますが、

フィットネスクラブなどで行われるエアロビクスや、音楽に合わせた筋トレのようなグループレッスンも同義に思えます。

 

有酸素運動効果や楽しさといったストレス解消に効果的と思いますが、

複雑な動きを速く行いますので、動きのコントロールが難しく、

身体の局所に対する偏った負荷が入りやすい為です。

 

トレーニングは、体力要素の向上や体型改善の為に行い、

特性上、動作はゆっくり行う事が多く、ご自身の能力以上のウェイトを扱わない限り、

怪我をする確率は低く、逆に怪我の予防に効果的です。

 

鍛えると整える

トレーニングにおいても、鍛えると整えるは違いがあり、

これを混同してはいけません。

 

トレーニングというと、ほとんどの人が”鍛える”を先行してイメージしてしまうように思えます。

 

しかし、鍛えるステージに行くにはその前に、整えるステージがあります。

 

腰の痛みが軽くなってきたからといって、すぐにウェイトを用いた筋力トレーニングを始めてしまうと、

また腰痛を再発してしまう確率は高まります。

 

なぜなら、腰痛の要因になったであろう動きの偏りの修正がされていないからです。

 

その修正の為のトレーニングが、”整える”という活動です。

 

関節可動域が狭ければ、ストレッチなどで柔軟性を高めたり、

力を入れづらい関節運動方向があれば、出力を高めるエクササイズをしたり、

 

トレーニングフォームが正しく出来なければ、正しいフォームを身に付ける動かし方を練習したり、

これら、整えるステージをクリアしてから、鍛えるステージに進む事が、

 

腰痛改善に必要なトレーニングとなります。

 

目的に応じて使い分ける

運動をしてストレス解消や減量を目的とするならば、

身体に問題がなければ、スポーツやグループレッスンを楽しむ事は有効です。

 

腰痛改善であれば、コンディショニングで身体を整えてから、

体力全般を高める鍛えるトレーニングに移行するのが効果的です。

 

運動は、目的とご自身のお身体の状態によって、

健康に良い内容が変わります。

 

この使い分けが出来なければ、いつまで経っても自分の望む身体の状態にはならないでしょう。

 

スポーツとトレーニング、鍛えると整えるの違いを理解して、

目的に合った方法を選択する事が、理想の身体への近道ですよ。

 

それでは、また明日!

 

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