背中を使って腕を挙げる #348

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて活動しております

 

ストレッチ×体幹トレで

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

 

オーバーヘッドプレス

 

一般的にウェイトを頭上に持ち上げる、オーバーヘッドプレスは、

肩・二の腕のトレーニングとして行う事が多いですが、

 

私(木島)は、姿勢改善の為の背中のトレーニングとして行っています。

 

しかし、対象者は限れていて、

肩甲骨周りや胸が硬く、肩甲骨、肩の動きに余裕がない方には行いません。

 

正しいフォームで行う事が難しい事と、無理して行えば肩を痛める可能性が高いからです。

 

肩甲骨周りが硬い方は、ストレッチなどで柔らかくして、

肘を伸ばして腕を上げたときに、楽に耳の横まで腕がくるようになるまでは、行わないようにしています。

 

肘と背中で重さを感じる

オーバーヘッドプレスのポイントは、

胸椎の伸展と骨盤の後傾、そして、肩甲骨の上方回旋です。

 

腰ではなく背中が伸びた姿勢で、肩甲骨が大きく動き腕のサポートをするという事です。

 

この動きの軌道を正しくする為の指標として、

肘と背中で重さを感じる事が大切です。

 

ダンベルなどのウェイトを持った時に、まずは肘に重さを感じるように、手首の真下に肘を位置させます。

 

そして、肩甲骨を下げた姿勢にすると背中の真ん中に重さを感じられます。

 

肩甲骨を拡げる

肘と背中に重さを感じたら、背中の重さ、収縮感を感じ続けるように、

肩を下げつつ肘を上に上げていきます。

 

肘が肩の高さを超えたら、肩甲骨の下端を外に拡げるように腕を頭上に伸ばしていきます。

 

そうすると、背中に重さを感じ続けて、胸椎伸展位が保たれながら動作が行われるので、

腰を使う事なく背筋を伸ばせて、姿勢改善に効果的です。

 

肩甲骨・肩の関節可動域がしっかりある方は、

姿勢改善の為のオーバーヘッドプレスを試してみてはいかがでしょうか!

 

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