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寿司屋のように
パーソナルトレーニングの使い方として、大きく3つに分けられると考えています。
1.月1〜数ヶ月に1回利用するメンテナンスとしての使い方。
2.習い事のように指導された事を学んで、セルフトレーニングに生かす使い方。
3.毎週通ってトレーナーに身体を預けて管理してもらう使い方。
全て個人の目的・目標、使い勝手、ライフスタイル、性格、などによるので、
どちらにせよ、上手に活用出来ると良いです。
その中で、まずは1.の使い方ですが、
これは、寿司屋に食事に行くのに似ています。
月1〜数ヶ月に1回、普段味わえない美味しい食事を楽しんで、高い満足感や幸福感を得る事で明日の活力にする。
外食の醍醐味だと思います。
家庭では扱わない扱えない食材や、手の込んだ仕込み、握りの技術や繊細な味付け、素人では思い付かないような食べ方、
職人の様々な高い技術に触れる事で、自分では得ることの出来ない味覚の刺激に感動します。
トレーニングでも、自分では分からない身体の動かし方をトレーナーが誘導して、感じた事のない筋肉の刺激を受けたり、
1人では出来ないくらい追い込めたり、
細かな動かし方を意識する事で、同じ種目なのに今までと違う効き方を得られたり、
トレーナーの技術によって、自分だけでは到達出来ないレベルの刺激を身体に加える事で、
身体を目覚めさせて、自分の身体の理解が深まり、その感覚によって身体の動かし方の修正が起こり、身体の調整がなされます。
ゴルフをするように
次に2.の使い方。
ゴルフにハマれば、本や動画を見て自分で勉強して、それを練習場で試しての繰り返しをすると思います。
それでも上手くいかない、気になる事があれば、レッスンプロの指導を受けるはずです。
上手くなる為にその技術を学ぶわけです。
指導を受けて、練習して、コースに出て、反省点を踏まえた指導を受けて、練習して、
の反復によってどんどん上手になっていって、ゴルフがより楽しい物に変わっていきます。
このような使い方もパーソナルトレーニングで行えます。
ですが、この使い方をしている方は少ないです。
トレーニングにも技術があって、それを身に付けないと、トレーニングによって身体を変えられない事を知らないからかなと思います。
トレーニングはシンプルだけど細かな技術があって、その技術を無視した身体の使い方をすると、怪我をしたり、思い描く身体にはなりません。
指導を受けながら、そのポイントを頭に入れていって、セルフトレーニングで再現するように行う事を繰り返していくと、
トレーニング技術が高まって、自分で好きなように身体作りが出来るようになります。
身体は刺激を受けた細胞しか反応を示さないので、
逆を言えば、鍛えたくない筋肉に刺激を加えたらそこは発達する可能性が生まれます。
余計なところに筋肉がついてしまったら、その修正は時間がかかりますから、
セルフトレーニングをされる方は、
そうなる前に、しっかりとしたトレーニング技術を学ぶのは大きな財産になります。
美容室に行くように
最後に3.の使い方です。
定期的にトレーナーの指導を受ける使い方です。
これはパーソナルトレーニングの使い方として、大きな割合だと思います。
美容室と同じで、定期的にカットをしてもらい、髪を整えてもらって清潔感を保ったり、個性を表現したり。
髪の特徴に合わせたトリートメントや、頭の形と髪質を考慮した上で、オーダーに沿ったヘアスタイルに仕上げもらう事で、
表現したかったイメージを具現化してもらいます。
要は、自分では上手く出来ない事をプロの技術を使って実現する事です。
身体作りは繊細ですので、その細かな部分をプロを任せて、その時々の目標に向けて身体作りを的確に進めてもらう事で、
無理なく、無駄なく、身体を健康にキレイに作り保っていきます。
失敗なく確実に身体作りを進めていって、いつも調子の良い満足な身体にしていたいならば、
プロの手を借りるのは安全な選択だと思います。
このように、パーソナルトレーニングの使い方は様々です。
ご自身に合った方法で、プロを上手く使って、身体作りを最良のものにしてください。